今回は、円山動物園のオオカミ!
Natsupapaはオオカミが好きです。
もう、何年もまえから、オオカミに関する文献は愛読しています。今泉忠明著の『野性イヌの百科』は愛読書ですし、下の“Once a Wolf”は、写真集としても魅力的で、愛蔵本です。
オオカミは本来、生態系の上位に位置して、
太陽の恵み→光合成→草食動物→肉食動物→バクテリヤによる分解→植物の栄養
の地球上でのエネルギーと物質の循環における重要な役割を持っています。
北海道におけるエゾジカの過度な繁殖は、その増えすぎた数を人間が間引かなければ生態系が壊れてしまうところまできています。
いま、森にオオカミを・・・・・、という運動も外国ではあるようです。
今回、札幌丸山動物園のオオカミを紹介いたします。
ここにいるのは、シンリンオオカミです。
シンリンオオカミはタイリクオオカミの亜種で、オオカミの中で最も大きく頑丈な体をしています。
群れにはリーダーを中心とする厳格な順位があり、群れのまとまりはとても強いです。
北アメリカのカナダ、アラスカの森林地帯に住んでいて、野ウサギ、シカ、ビーバーなどを食べています。
ジェイとキナコは夫婦です。オオカミの夫婦は絆がとても強く人間のように簡単には離婚はしないようです。
最初は♂のジェイ(2005年4月25日生)です。
2008年7月29日には、群馬サファリパークからが来園したそうです。
オオカミらしい凛々しい顔立ちで、大きな体つきですが、おっとりした人懐っこい性格の持ち主です。
下のオオカミは、名前を「キナコ」といい、白っぽい灰色の被毛で、優しげな可愛らしい顔立ちをしています。
とても穏やかな気性のオオカミです。
2010年5月14日にはオスの「ルーク」が生まれました。
ルークは上の“Once a Wolf”の表紙に出てくるオオカミと似ていて、眼光もするどく、魅力的な顔をしています。
少し学術的は説明を加えます。正式には、
*食肉目
CARNIVORA
*イヌ科
Canidae
*英名
Eastern timber wolf
*学名
Canis lupus lycaon
となります。
ルークはバイアイですが、シベリアンハスキーのようなブルーの入ったバイアイではありません。
この子のポートレイトをこれからも撮りたいと思ってます。
今回は、円山動物園のオオカミ!でした。
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コメント
Natsupapaさん
こんばんは。
オオカミ、迫力がありますね。
特にルークはじっと伏せていても目つきが鋭く、3頭の中では一番の迫力です。
以前私も動物園へ1回/月位のペースで通ったことがあります。
普段は見ることの出来ない動物を身近に観察できるので、とても魅力的な場所だと思います。
これからのオオカミ、楽しみにしてます。
投稿: むくパパ | 2011年5月 5日 (木) 23時49分